役所窓口の手続き簡素化の波

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役所窓口の手続き簡素化の波

住民サービスでハンコ行政の脱皮が進んでいる。全国の自治体で住民が提出する各種申請書への押捺の廃止に取り組んでいる行政が増しており、市民には各地共に歓迎されてはいるが、自治省振興課では、プライバシーの面からおいそれと廃止オーケーとはいかないとし法務省民事課も、戸籍関係は法律上と国問題はないが、本人確認の点から基本的には押捺した方がよいとの姿勢である。
自治省では行政サービスを検討する研究会を設置する方針であるというが、いずれにしても印章業者の問題として、今後全国的に拡大していく行政の方針に大きな試練となることは火を見るより明らかである。行政と商慣行のなかで独自の地位を築いてきたハンコも、OA機器の導入、ペーパーレス化の進歩による脱ハンコの動きは早いし、企業社会にもジワジワと浸透しているのである。

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