見本市開催でもめる

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見本市開催でもめる

モテギ(株)主催の見本市も三年の継続となった昭和五十一年に全国印判用品商工組合連合会はかつてない問題として緊急役員会を招集した。「名古屋グランドホテル」であった。単独見本市問題が賛否両論となり全国の印章関係業者をふくめて議論が集中した。斯業はそれぞれの経営方針により運営されるものであり、また「日進月歩」の経済の波長があり、特に印章業界には初のロボット彫刻期が出現し、他業界よりの参画も増大し、消費者の動向も変化してきた時代であり、他業種の見本市も年々拡大している現状である。印章業界も蓑虫であってはならないのである、結論は常識を逸脱するものではないと不問とはなるが、単独見本市を開催する時は、善商工連の本部に届け出ることの提案もあったが、自由経済の理念からして組合が参入することではないとさいどの会議ももたれた時代もあったのが逐次全国的にフェアも開催されるようになるのである。小売印章業者の意見も数多くありニ、三を記述すると、自由経済の中で単独展を開催するのは当然でありわれわれの大きなサービスである。
団体の力で結束することは、独占禁止法に抵触する。このようなことが話題になること事態が問屋のレベルを疑われる。団体の力でつまらんことを決めながら、大切なことを見逃しているのではないか、などのしんらつ辛辣の意見が多かったのである。しかしバブル崩壊後のわが国の経済の不況は、円高もからんで印章業界にも大きく影響を及ぼしたのも昨今のことである。見本市の開催にあたり運営研究は当然ながら、業界の原点を探りたいものである。
全国初のフェア開催は、低迷する業界への一灯であったと確信し、団結の中で一歩一歩前進する見本市でなければならない。

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